投資リターンから言えば実り多き年、とはとても言えませんが、色々学習できた年だったとは思います。
リターンで言えば、10月までは年初来で+60%を超えてたんですが、終わってみれば+4%、一桁です。マイナスに転落しなかっただけ良かったと言えばそうなんですが、実はそれすら紙一重でした。
では、今年、というか最近の教訓で思い浮かぶことをいくつか。
●マーケットの値動きがファットテールなら、システムのリターンもファットテールを取る。
……当たり前と言えば当たり前。のはずなんですが、実際起こってみるまで、それがどういう結果をもたらすのか想像できていませんでした。
過去10年の最大損失が−4.3%で、標準偏差が1%ちょっとのシステムが、まさかいきなり−8%の損失を出すとは、なかなか想定しづらい。何しろ−8σ弱ですから。
でもそれは実際に起こることだった。
マーケットに「損失の限界」なんてものがあると思ってはいけない。と、改めて肝に銘じておきたい。
●直観を侮ってはいけない。
……あまり頼ってもいけませんが(笑)
実は僕は↑の−8%を紙一重で回避してたのです。
3つの運用システムのうち、一つが損失を重ね、もう一つが説明力を失い、最後の一つに頼っている状況だったのですが、「このシステムだけ生き延びてるのは何かオカシイ」という、なんとも言えない気持ち悪さがあって、その最後の一つのシステムを継続させるのがとてもイヤな感じだったんです。
最後の一つと他の二つのロジックは異なっているので、あまり論理的な理由ではなかったのですが、僕は「嫌な感じ」を理由にしてシステムをストップしました。
初めて自分で作ったシステム運用のルールを破ったので、その時はとても敗北感がきつくて、ちょうどその辺でブログの更新が途切れてるのも、まんざら無関係ではありません(笑)
結局どうなったかと言うと……その大損失の後もこのシステムは継続的にマイナスリターンが多くなり、ここ2ヶ月はまったく機能していない状態です。
ということで、案外直観は侮れない、……かもしれない。とは言え直観を理由にした行動を無制限に許容するわけにもいかないし、考えどころです。妥協案として、1年に一回だけ使えるカードにする、というのも考えていますが、それも後付けでなんとも格好が悪いし、どうしたものか……。
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