以下、とりとめの無い感想みたいなもの。
たしかにこれはマルチファクターモデルのアイデアの宝庫ではあるんだけど……ちゃんと落とし込むのは難しそうでした。
あと、この本に書かれてるような、たとえばアジア通貨危機以降の株式と債券の相関関係の急変とか、そういうインターマーケットの関係性が急変した時(まさに今現在起こってる話ですが)の対応が難しそう。
読んだ限りでは、先物市場とその関連株式(金と金鉱株とか)の関係性(株式が先行し、先物市場が後に続く)が、ファクターモデルとして落とし込みやすそうで、しかも堅牢に思えるんだけど、どうだろう。
ただ、この場合海外市場に手を出す必要が出てきそうなのが、問題と言えば問題でしょうか。海外市場は以前から手を出したいと思ってはいたんですが、お金を預けることになる海外業者の信頼性をちゃんと評価できる自信が僕には無い……。今は特にデリケートな時期ですし。
あと、セクターローテーションの話も興味深かった。僕はこの分野をもっともっと勉強する必要があるなぁ。
『市場間分析入門』(ジョン・J・マーフィー)
【読書日記(相場本)の最新記事】




私が知ってる暴落は、87年のブラックマンデー以降の危機なのですが株が暴落した時は、安全資産として資金が国債に集まっています。9月にリーマンが万歳したときには日本でもセオリーどうりに国際に買いが集まっていました。て゜も10月は異常です。銀行えの公的資金注入して財政難の悪化が予想されるアメリカ国債が売られるのは理解できますが、日本の国債までが売られるのは異常です。
この本を読んで考えさせられたのがまさにそれ(株式と債券の相関性の変化しやすさ)でした。
この本だと2004年までしかフォローされてないんですが、アジア通貨危機以前は株式と債券は綺麗な逆相関だったのが、以後は綺麗な順相関に変化したことが説明されてます。
最近は逆相関が復活したのか、と思えばそうでもなかったり……。
日本国債が売られるのは、日本がアメリカの金融救済策を下支えする(している)と期待されてるから、でしょうか……?