(現物も−9.38%)
ということで……本当はマネーマネジメントの話の続きを書こうとしてたんですが、マーケットの状況がコレでは、ちょっと言及せずにはいられません。
日経先物の一日の下落率が10%を超えたのは、いつ以来なのか調べてみたんですが……手持ちのデータが96年以降の分しか無くてですね……10%超の下落は見つかりませんでした。
で、96年以降だと一日の最大下落幅を記録したのが、
2001年9月12日 −9.69%
9.11テロの翌日です。ちなみに次点は2000年4月17日の−7.32%でした。
しかも、突発事件の最大瞬間風速だった9.11翌日と違って、今回は突然発表された重大ニュースがあったわけでもない。売りが売りを呼んだ結果です。
さらに、現在直近5営業日で5日続落なわけですが、この直近5日の下落率がなんと−20.5%!
5倍レバレッジでも5日で破産できてしまう……。
で、この状況で思い出したのが、少し前に読んだ『トレンドフォロー入門』(マイケル・コベル)
過去のマーケットの大暴落、たとえばLTCMの破綻やベアリングス銀行破綻、9.11テロ等の同時期にトレンドフォロー型のヘッジファンド群が大きな利益を計上しているんだそうです。
(ちょっと今手元に本が無いので原文とデータを引用できないのが寂しいのですが……)
1987年のブラックマンデーで、有名なトレンドフォロワーであるリチャード・デニスが大損失を被ったのは有名な話ですが、あの時ですら、トレンドフォロワー全体で見ると利益を出していたんだとか。
おそらくは今も、トレンドフォロワーたちはこっそり微笑んでるんじゃないでしょうか。
もう20年も前から「トレンドフォローは死んだ」と言われ続けて、最先端の金融工学を駆使するクォンツたちの影に隠れて普段はあまり目立たなかったトレンドフォロワーたち。
でも彼らの儲けは、みんなが忘れた頃にまたやってくるんですね。まるで天災のように。
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